１９９９年頃の２月の寒〜い日曜日、クライドライトウエスト面々で和歌山県は海南市の旧い町並みと漆器の街『黒江』へ行きました。記憶では当日は朝８時か９時頃大阪芸大前バスターミナル集合だったような記憶が有ります。芸大出発後は外環状線（R１７０）を河内長野まで南下、R３７０だったかR３７１だったかを和歌山県の橋本市へ抜けてあとはR２４の混雑を避けるため道は狭いけど空いてる紀ノ川南岸を川沿いに和歌山市方面へアプローチ、途中和歌山県那賀郡打田町の『竹房橋』突き当たりで和歌山メンバーのおおたZ＠ホンダZ３６０と合流、ここで子供の襁褓（おしめ）を換える竹田ファミリーと一旦別れ桃山町〜貴志川町〜海南市経由でまずは最初の目標地和歌山市内（とは言っても殆ど海南市みたいな所だが）の遊園地とかリゾートホテルとか有る埋め立て地『マリーナシティー』に向かうのでした。この間竹田ファミリーとはず〜っと無線で状況を知らせ合ってたので逸れる心配も何も無かったのです。

さて、『マリーナシティー』で無事合流を果たした我々はお昼御飯を食べるべく『マリーナシティー』内に有る魚市場『黒潮市場』横のバーベキューサイトに向かうのでした。

このバーベキューサイトは隣の黒潮市場で材料を買ってここで自分達で焼いてBBQを楽しむと言うもの。はっきり言って“糞高い”！（怒）。同じツーリング仲間なのにこの時ばかりは車種に比例する貧富の差を見てしまいました（苦笑）。都会に住んで遊びを何一つクリエイトせずに或いは出来ずにお金で買ってる連中はあれで騙せても我々にはそうは行きません。この時は試しということもあったので行きましたが少なくとも僕はもう二度と行かないかな。

昼食後、再び車で移動、マリーナシティーから程近い漆器の街『黒江』へ向かいました。とはいえここ『黒江』は美観地区などの観光化された街では無くリアルに残る昔の町並みに人々が普通に暮らす所なので観光に来た人用の駐車場など有りません。近くの『温山荘』（おんざんそう）って公園に駐車場が有るには有るのですが今回は黒江に実家が有る友人Eミちゃんにお願いして弟さんの経営する整骨院駐車場に車を置かせていただきました。

『黒江』は紀州漆器で名高い街で漆器の他にも下駄なども有名で毎年メイン通りの川端通りでは『漆器祭り』や『下駄市』なども行われているのです。その昔は大勢の職人さんで賑わいこの狭いエリアにかつては銭湯が沢山ひしめき合ってたのも銭湯好きの間では知る人ぞ知る話なのです。

　

（左）先ずは車を置かせていただき　（右）古い町並みを散策しまし

車を置かせてもらってから皆で黒江の古い町並みを散歩しました。『漆器会館』に行ったりお土産買ったりして最後は街中に有る造り酒屋さんの『黒牛茶屋』に行きそこでは聞酒を楽しむ面々も居ました（運転手以外です）。資料館『温故伝承館』などには今回は行けませんでした。