朝8時出発のつもりが起きたのが8時頃でしたわ<笑>。慌てて車から前夜のライブの機材を降ろしてキャンプ道具など旅の道具に積み換えて出発したのが午前10時をまわった頃、久し振りの大阪発なので今年は
和歌山からのフェリー
には乗らず淡路島を経由して出来るだけ地道で行く事にしました。
この日の目的は徳島市内の『
阿波踊り
』見物。実家を出て目指すは明石、今回は淡路島に渡るのを橋では無く
フェリー
で渡る計画を立てたものの御盆のこの時期神戸方面(西向き)へ行くのは大渋滞する事から至難の技、高速道路は動いて無い気配だったので天王寺から真直ぐ国道43号線を西進、結果43号線も動かなくなったので西宮辺りから更に海寄りのローカルな道を西進しようと裏通りへ入ると偶然にも2CV界ではかなり有名な
マッチャン
とばったり。
マツ:(クラクション鳴らす)
僕 :(気が付く)
マツ:「どこ行くの?」
僕 :「松山」
マツ:(ひたすら笑顔)
車の窓越しにこんな短い会話がなされた後我々
チームおつまみ@2CVは更に西向いて走るのでした。ところが、渋滞が思いのほか激しく結局4時間半経っても明石には近付けません。この頃より皆が掲示板に携帯で今の状況などを書き込み出したので見てると
チームみにすけ&たけい@ミニスプライトはじめ同じく西向いて走ってる連中はかなり苦労してる気配。渋滞で出発を渋ってる徳島合流組の
チームパーピー夫妻@ミニクラブマンと電話で打ち合わせしてパーピーさんに西進は無理だから南下して大阪の泉佐野から淡路島の津名まで渡る
フェリー
に乗る事を勧めました。また、この時点では
チームいっちゃん家族@実家のマーク2
はいっちゃんの仕事の段取りが最後までどうなるか解らず自宅待機しておられました。(結局は段取りもついて無事参加を果たされました)
2、淡路島を行く
そんなで、時計を見るともはや14時半、実は『阿波踊り見物』&『おこうつ山キャンプ』希望者ばかり募って16時に徳島県庁県外車用駐車場集合としてたのですがこの時点で無理な気配、本当はフェリーで淡路島へ渡って島のウエストコーストを下道でのんびりドライブしようと思ってたのですが“俺とした事が”見解の甘さから全ては渋滞に消える気配
(このような場合、夜明け前に出発される事をお勧めします)。結局、明石と岩屋の『たこフェリー』は諦め垂水からETC宜しく明石海峡大橋で淡路島に渡る事にしました。それまで何時間も並んでたのが嘘のように次の瞬間僕達は淡路島に居ました。
橋を渡ると仕方なく諦めてた“ウエストコーストを走りたい”気持ちが一気に押し寄せて来たのでその気持ちをウチの人に話すと「皆待ってるのに時間かかる事してどうするの」って叱られてしまいました。確かにそのとおりなのですが泣きそうに成ってる僕を見て「好きにしなさい」とのお言葉。
次の瞬間、我々は高速を下りて淡路島のウエストコーストへ続く下道を走っていました。
どのみち少し遅れる事は皆に電話や掲示板で知らせてあったのですがあまり大幅に遅れる事は出来ません。結局、このウエストコーストクルージングは形だけにして途中から高速道路復帰して徳島入りするつもりで居ましたがほんの少しですが久し振りの淡路島を楽しませてもらう事が出来とても嬉しかったのです。
ウエストコーストをドライブして間もなく北淡町辺りでしょうか(?)、有名な『炭焼きあなご』の店が有ったので煙の匂いにつられ我々も買う事に。並んでると何だか空模様が怪しく成って来て遠くから雷が、ウチの人が炭焼きあなごを4〜5匹買って車へ帰って来ると同時に大粒の雨が降り出しやがてそれは恐ろしくも物凄い雷雨と姿を変えたのです。
(左)有名な焼きあなご屋さん (中)並んで焼き上がるのを待つ (右)次の瞬間恐ろしい雷雨が
突然の夕立ちに車内なのに僕の足はズブ濡れ(笑)。視界も0に近く成って来た事から僕達は近くのI.C.から高速道路に乗り豪雨の中一路徳島目指しました。相変わらず足下はびちょびちょ、途中豪雨で電機系統に異変が起こりエンジが吹かなくなって“もはやこれまでか”
とも思われたのですがカーナビやら無線やら扇風機やら電機使うものを切ると復活!暫くすると、今度は嘘のように雨は止んで薄曇りの中暑くも無く寒くも無く快適な高速クルージングと成りました。
やがて、洲本(淡路島)を過ぎる頃から
アマチュア無線
の連絡用に使わせてもらってる430Mhzの
おこうつ山レピーター(JR5WQ)
にアクセス出来る事から阿波踊り合流県庁前各局およびその他キャノンボール参加各局呼ぶも応答無し。ところが、鳴門海峡大橋を渡って徳島県鳴門市に入った辺りでもう一度誰かを呼ぼうと『おこうつ山レピーター』に周波数をあわせると偶然にも今回欠席の
パティシエさん@2CVがキャノンボール各局を呼んでるではありませんか!試しに呼んでみると交信成功!。話を聞くと、病の痛みと仕事の合間を縫って和歌浦(和歌山市)の海沿いの四国が見通しでき電波の飛びそうな所へ来て無線で話してるらしい
(相変わらず凄い執念)=笑=。レピーター(中継局)のタイムリミットは3分なので1交信それ以上は話せません。で、試しにお互いのロケーションの良さを利用してレピーター無しでも交信出来るのではと直接波で交信を試したところ交信成功!。これぞアマチュア無線の醍醐味、って事で暫く交信を楽しんでやがて電波が届かなくなったところでファイナル(交信終了)と成りました。 (写真)いよいよ四国突入!
3、やっと徳島入り
この間も車は走りやがて『鳴門I.C.』へ、ここで高速を下りてR11を徳島方面向かって走ります。高速を下りる辺りから今度は433.00Mhzの呼び出し周波数で県庁前集合各局を呼ぶと応答有り!。ただし、相手の電波がかなり弱く聞き取れない状態のなか周波数を指定してQSY(周波数を変える事)、交信してるうちに距離が近付くので段々と相手の電波も強く成り安定した交信が出来るように成りました。交信によると、どうやら県外車用駐車場のオープンは18:30のはずなのに16時の時点で既に満車で今
チームダックテールさん親子@2CVが並んでる所だとの事。それを聞いて我々も大急ぎで県庁に向かいました。
吉野川を渡る辺りから再び渋滞が始まったのでフェリー乗り場が有る埋め立て地の方へ迂回(何で他府県の抜け道をこんなに知ってるのだろう?)、渋滞は回避され既に駐車場に集まったメンバー(
ナリちゃん)から無線で逐一送られて来る駐車場の様子を頼りに皆が待つ駐車場へ急ぎました。
僕達が駐車場対岸の道に現れた(辿り着いた)時、皆が手を振ってくれてるのが見えました。これぞアマチュア無線の醍醐味、いやいや、キャノンボールの醍醐味、とても感動的な瞬間だったのです。
僕達が県庁県外車駐車場に着いて皆と合流したのが16:30を回った頃(ゴメンね皆さん)。が、しかし、入場するのに更にそれから約1時間待たされたのでありました=笑=。
(写真はやっと入場出来た時撮影)
阿波踊りに夢を託してへ
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