=2日目(8/12木曜 晴れ)=

2.脇町探訪


『脇町』に入って“うだつの街並”に入る前に我が家のクーラーボックスに氷が必要だった事から町内のディスカウントストアへ行きその後 道の駅『藍ランドうだつ』 に車を置いて町を散策と思いきやパティシエ氏とウチの人が早速お土産売り場にはまってしまい買い物するする(おいおい、まだ始まったばかりよ!)。


     
(左)結局氷は有りませんでした (中)藍染め製品が安いのよ (右)Tシャツ2枚にパテさん帽子ゲット


買い物を済ませて旧い街並に入ってすぐの所に目的とする『蕎麦米雑炊 』の食べれるお店『 茶里庵 』がありました。


=茶里庵=

       
(左)茶里庵 (中)茶里庵メニュー(右)蕎麦米雑炊とすだちジュース

『脇町』は“四国三郎”と呼ばれる『 吉野川 』に面したその立地から水運・陸運両方に恵まれ江戸時代には阿波地方で盛んに成った藍産業の集散地として栄えた街なのです。そして、その頃財を成した商人が防火壁の役割だった“卯建”(うだつ)にさまざまな豪華な装飾を施しその家の繁栄を表したそうなのです。“うだつの街並”にはこう言った立派な“卯建”が至る所に残っているのです。

前述からもうだつを見ればその家の盛衰がわかる事から後に立派に成功した人の事を“うだつが上がる”と言い、またどうしようもない人の事を“うだつが上がらない”と言う様になったそうです(但:この地のうだつがこの語源に成ったかは私ゃ知らん)。この街や対岸の『 貞光町 』にはこのような立派な卯建が沢山残っているのです。そんな街並を写真で紹介しますね。


=街並探訪=


      
(左)街並なの  (中)旧いお家はお土産物屋  (右)これが“うだつ”

       
(左)ええ感じでしょ  (中)旧いお家とウチの人  (右)ええのよ何か


=時代屋=


竹細工や懐かしいブリキのおもちゃなどが並べられたお土産物のお店。奥にはお茶&お食事のスペースも有り竹細工は御主人自らの手によるものだとか。


       
(左)ええ感じの佇まい (中)竹細工工房  (右)表から


=オデオン座=


この一見和歌山人には発音出来なさそう(“オゼオンダ”に成る)な名前の脇町劇場『 オデオン座 』、映画『 虹をつかむ男 』(山田洋次監督、西田敏行主演)のモデル兼物語の舞台と成った所。でも、映画撮影当時は傷みが激しく外側以外は全く使えない状態だったらしく 劇場内の場面はスタジオ内に作られたセットで撮影されたとか。現在は内外装とも綺麗にレストアされ『ハリーポッター』はじめ映画上映やお芝居、また地域のコミュニティーホール(レンタルホール)として活用されているのです。でも何でパリの地名『オデオン』が名前になったのやろか?(聞くの忘れた)。そう言やあこの一角フランス語の店名がやたら目立ったなあ。入場料¥200を払えば自由に見学出来ますよ。


   
(左)これよ!    (中)エントランスよ!     (右)場内よ!

     
(1)熱狂観客再現  (2)熱演する人  (3)客席の反応は? (4)記念撮影


=落久保の屋台=


再び街散策に出掛け「あ、あ〜ん」って気持ち良さそうな(ウンコの後の)声が聞こえて来た図書館前の公衆トイレの横を曲がった所の倉庫にこの不思議な乗り物??は有りました。ステアリングもブレーキもある事からキャノンボール参加車両にピッタリなので面白がって取材したのですが 内容は大真面目でした。

『落久保の屋台』と呼ばれるこの屋台は1925年(大正14年)製、派手な印象は無いもののいわゆる“いい仕事”の塊みたいな代物でした。僕が面白がった4輪に運転席、ステアリング&ブレーキ(何かの車のシャーシに屋台を乗せてるらしい)ってスタイルはどうやら引き手が高年齢化してきたため“省力”を狙ってそうした気配なのです。ご免なさい面白がって。昔は男の人しか乗れなかったのが最近は女性も乗って祭りに参加できるようになったみたいです。


           
(1)これ面白い (2)上部 (3)展示うだつ (4)解説が有りました



=再び街を散策=


       
(1)農業倉庫 (2)僕ケーナを演奏 (3)スクリーンで説明聞く人(4)佇む人

   


僕の下手な写真でどこまで伝わるか解りませんが、この『脇町』ほんま良かったんです。

 
=横倉生活改善グループ=


最初に立ち寄った『茶里庵』の二軒程西隣にこの店は有りました。僕達がこの店にひかれたのは表に貼って有る “おすすめすだちジュース”の文字と店頭で香ばしく焼かれてる味噌田楽の香り、それにお土産物。最初買い物をして直ぐに去る筈が愛想のいいおばちゃん達と話してる間に中でくつろぐ事になり出来たての豆乳などやわらびもちやかき氷や田楽やすだちジュース等をいただき暫しおばちゃん達との会話を楽しみました。くつろいでると“きゅうり”という瓜(謎)がサービスで出て来たのですが美味しかった。


   
(左)ここがそう  (中)このはり紙ならぬ皿  (右)内部

   
(左)わらび餅  (中)かき氷食べる (右)きゅうりという瓜らしい??


この『横倉生活改善グループ』を最後に『脇町』を後にしました。最初の計画ではここでパティシエ氏と別れ我が家は地道で松山に向かいパティシエ氏は一旦今治経由で松山に向かう予定だったものの『脇町』の良さについ長居してしまい気が付けばもう夕方4時だった事から一緒に地道で直接松山に向かう事に成りました(予想は出来てましたが)。

後で判った事なのですが、チームツッチー&おおたZ@ランドローバーも僕達とほぼ同じ時間に『脇町』の“うだつの街並”に居たそうなのです。あの小さな街中で会わなかったのが不思議なくらいなのです。






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