毎年恒例の
CCJ関西の12月の集まり、一昨年初参加して去年は参加出来なかったので今年は張り切ってたのですが前日の仕事の終わりが遅くおまけにウチの人はじめ他のメンバー誰も居らずで結果ソロの参加と成ったのでつい寝坊してしまい家を出たのが開会の時間ちょっと前でした。
そんなでちとまあ大遅刻となったのですがまあソロ参加だし実際時間うるさく咎める様な集まりでは無いのでのんびりとさせていただいたのです。
この日は確かこの冬一番の冷え込みだとかで家を出て遠く前に聳える山々を眺めると何と山々の白い事か。初冠雪なのかどうかは解りませんが僕が見た2005年初めての雪を頂いた和泉山系の景色だったのです。まるでスキー場に来た気分でした。
で、当然滋賀の会場は寒い事が予想されたのですがまあ凍結してたら引き返すつもりで出かけて見ました。お金が無いのと京都方面に分厚い雪雲が確認出来た事から名神は使わず西名阪〜名阪国道の『上柘植』(だったかな?)から北上するルートを取ったのですが天理から大和高原にかけてはきっちり吹雪に見舞われたのです。きっと雪国の方には笑われる程度の降雪なのでしょうが雪に慣れて無い大阪人間の僕にはかなり不安材料となったのですわ。
名阪国道をおりて一般道に入ってやがて滋賀県の水口町に入った所で大学時代からの友人で現在は実家のある水口町在住の諭吉君に電話してみたところ家に居る様子。これと言って用事も無い気配だったので彼を誘拐して会場に向かいました。この時点でお昼2時を回った頃だったので寒いのも手伝ってか帰路に着く参加者らしきシトロエンとぼちぼちすれ違い出したのですが会場の出たところ辺りで
シトロネラさんともすれ違い挨拶を交わしました。
(左)和泉山系は雪景色 (中)到着時でも皆さんお片付け (右)メアリー
さて、希望ヶ丘公園西口駐車場に着いて入り口ゲートで料金払って会場に向かったら予想どおり皆さん片づけにかかっておられました(笑)。主催の
ダックテール氏に挨拶して暫し残っておられる皆様のお車見学するも程なく解散の気配。あまり寒いので4時半頃完全撤収で残った少人数だけで何処か暖かい所で軽く食事でもしようって事に成りました。
とは言っても日曜の夕方なんてファミレスも回転寿司も焼肉も満員御礼で簡単に入れっこ有りません。そこで前出の諭吉君と相談して思い付いたのがブラジル料理のレストラン。
滋賀県には工場が沢山ある事からブラジルから沢山の方が働きに来られててその関係で会場から少し行った所にもブラジル料理の店が何軒か有るのです。最初僕は“ブラジル料理=高い”と思っててでもファミレスにお金使うのも嫌だったのでなかなか踏み切れなかったのですがやはり我々には珍しいという事もあって全員一致でブラジル料理店へ行く事になりました。
車を30分程走らせて我々が辿り着いたのは湖南市岩根中央に有る『
Saudade
』(サウダージ)というブラジル料理店。ブラジル料理店と言っても日本人向けにお洒落に“ブラジル風”を出す店では無くってさっきも書いた様にブラジルから働きに来られてる方々の為のいわゆる“街の食堂”的存在なので予想に反してその値段の安い事に一安心。しかも中身は“風”ではなく“本物”なのです。
店に入るとそこはレストラン以外にブラジルの新聞やCDや雑貨諸々も置いてありこの地に暮らすブラジル人の方々の日常の買い物の場と成ってる事が伺えました。
席に着いて直ぐに店長さん(日本人)が来られ僕の顔を見ながら最初の言葉が『皆さん日本人の方ですか?』(笑)、『そうです』と答えるとブラジル料理のメニューとシステムの説明をして下さいました。面白い事にバイキングに至っては目方で値段が決まるシステムに成ってるのです。
皆さんそれぞれに注文して美味しくそして楽しくいただき外の寒さとは相反して素晴らしく暖かい時間を過ごす事が出来ました。とにかく安くてボリューム有って美味しかったんですわ。
(左)サウダージ着 (中)サウダージは『郷愁』とかの意味 (右)僕の食べたやつ
やがて6時半頃食事を終えて店を出て解散と成り僕は諭吉君を家まで送って信楽経由で奈良まで抜けて途中100年前の鉄道『関西鉄道大仏線』の線路の跡を探検しながら大阪向けて帰宅しました。
はじめから参加出来て無いのでCCJいうよりブラジル料理のレポートみたいに成ってますが許してちょ。
そんなで皆さんオブリガート、ほんでもってチャオ。